睡眠中のお口の違和感を感じている方へ

こんにちは。はまだ歯科クリニックです。

今回は、「睡眠中のお口の違和感を感じている方へ」についてお話したいと思います。

睡眠中ですと、無意識であるため、あまり自分自身では違和感を感じにくい方もいらっしゃるかと思います。

周りや家族から、「寝ている時の歯ぎしりすごいよ。」や「寝ている時に食いしばりしていたよ。」など、自分自身では自覚はなくても、周りからこのような言葉を言われた経験はございませんか?

自分自身では自覚がなくても、周りから心配され、改善したいと思っている方に、是非読んでいただきたいブログになっております。

そもそも、歯ぎしり、食いしばりはどのような症状なのでしょうか。

上記の症状について知りたい方や症状の改善に努めたい方に沿った内容になっていますので、最後まで読んでいただけたら幸いです。

このブログを読むことで、「歯ぎしり、食いしばりとはどんな症状なのか」「放置してしまうとどんなことが起こってしまうのか」「その原因は何か」この3点について詳しく説明していきます。

歯ぎしり、食いしばりについて知識をつけていただき、当院での治療を前向きに考えていただけたら嬉しいです。

それでは、「睡眠中のお口の違和感を感じている方へ」についてお話していきます。

歯ぎしり、食いしばりとはどんな症状なのか

歯ぎしり、食いしばりは、多くの場合、自分で自覚することは、非常に難しい症状になります。

これらは、無意識のうちに行われるため、周囲の方から、それらの症状を言われ感じることがほとんどです。

歯ぎしりや食いしばりは、歯をカチカチと擦ったり、強く噛みしめることがあります。

この症状を「歯ぎしり」や「食いしばり」と言います。

歯ぎしりや食いしばりがどんなものか、そしてそれがどうして問題になるのかをわかりやすく説明致します。

 

歯ぎしりとは?

歯ぎしりとは、上下の歯をギシギシと擦り合わせることです。

寝てる間に無意識にやってしまうことが多いことが特徴です。

食いしばりとは?

食いしばりとは上下に強く噛みしめることです。

これも無意識でやっていることが多く、周囲からの注意で気づくことがほとんどです。

このように、歯ぎしりや食いしばりは、歯と歯を擦り合わせたり、強く噛み締めたりする症状のことを指します。

放置してしまうとどんな症状が起こってしまうのか

歯ぎしりや食いしばりを放置してしまうと、どのようなことが起こってしまうのか。

それぞれ分けて説明致します。

歯ぎしりを放置してしまうと、4つの症状が発生する場合があります。

歯の損傷

歯ぎしりによって歯がすり減り、削られてしまいます。

これによって歯が薄くなり、欠けたり割れてしまったりすることがあります。

そのため、すり減った歯には、冷たいものや熱いものに敏感になり、痛みを感じることがあります。

顎関節症(がくかんせつしょう)

歯ぎしりは、顎の関節に大きな負担をかけてしまいます。

これが続くと、顎関節症と呼ばれる症状が現れることがあります。

顎関節症とは、顎の痛みやクリック音、顎の開閉がスムーズにできなくなり、お口を大きく開けたり、ものを噛む時に痛みを生じる症状です。

顎を動かす時に「カクン」や「ポキッ」という音がすることがあります。

これが顎関節症の症状の一つになります。

頭痛や首の痛み

歯ぎしりによる緊張が、頭や首の筋肉に影響を与えることがあります。

その結果として、頻繁に頭痛や痛みを感じ、特に朝に起きた時に痛みを生じる場合が多いです。

歯周病の悪化

歯ぎしりが歯茎に負担をかけ、歯周病が悪化することがあります。

歯周病は歯茎を支える骨や歯茎に影響を与え、最悪の場合、歯を失ってしまう可能性もあり、歯ぎしりを放置してしまうと、さらなる病気へとつながってしまいます。

次に食いしばりについてです。

こちらも食いしばりを放置してしまうと4つの症状が発生してしまう可能があります。

 

歯の摩擦と亀裂

食いしばりによって、歯に大きな力が加わります。

これが続いてしまうと、歯の摩擦により亀裂が入ることがあります。

特に奥歯に影響を受けやすく、場合によっては歯が割れてしまうこともあります。

顎関節症

歯ぎしりと同様、食いしばりを放置してしまうと、顎関節症に繋がります。

こちらも顎に負担をかけるため、顎関節症のリスクを高めてしまう可能性があります。

顎の痛みや音、開け閉めがしづらくなる原因にもなりますので、放置は大変危険です。

筋肉の痛みと緊張

食いしばりは、顔や首、肩の筋肉に緊張を引き起こし、これが続いてしまうと、筋肉が疲労し、痛みを感じることがあります。

特に集中しているときやストレスを感じている時に痛みを感じることがあります。

お口周りの筋肉の痛みを感じられた場合、食いしばりを疑いましょう。

歯茎の退縮

食いしばりが続くと、歯茎が退縮し、歯の根が露出することがあります。

これによって歯が敏感になり、痛みを感じることが増えてしまいます。

いかがでしたか?

歯ぎしりや食いしばりを放置してしまうと、体調の異変やお口周りの第二の症状の発生に繋がってしまいます。

日常をきたすことがありますので、適切な治療を受けましょう。

歯ぎしりや食いしばりの悪影響を防ぐことができ、そのもの自体の治療も行うことができますので、お早めに当院にご相談ください。

歯ぎしり、食いしばりの原因は何か

歯ぎしりや食いしばりの原因は多岐に渡ります。

代表的な原因を簡単に説明していきますので、当てはまる要因はあるか、ご確認ください。

ストレスや緊張

ストレスや緊張が歯ぎしりや食いしばりの大きな原因の一つになります。

仕事や学校でのプレッシャー、人間関係の問題などがストレスを引き起こし、その結果として無意識に食いしばったり、歯ぎしりをすることがあります。

 

噛み合わせの問題

歯並びや噛み合わせが悪いと、歯や顎に余計な負担がかかります。

特定の歯が常に当たることで、歯ぎしりや食いしばりが起こりやすくなり、結果として顎の関節や筋肉に影響を受けてしまいます。

睡眠障害

不眠症や睡眠時無呼吸症候群などの睡眠障害をお持ちの方は、歯ぎしりや食いしばりが増えることがあります。

これらの睡眠障害は、深い眠りを妨げてしまい、体がリラックスできない状態になってしまうため、結果としてストレスや緊張に繋がり、歯ぎしり、食いしばりの原因になります。

生活習慣

カフェインの摂取やアルコールの摂取が多いと、歯ぎしりや食いしばりが増えることがあります。

原因としては、これらのものは、体を興奮状態にさせ、リラックスを防ぐことがあるため、歯ぎしりなどの原因にもなります。

また、姿勢の悪さも歯ぎしり、食いしばりの原因になります。

デスクワークや長時間同じ姿勢を続けることで、首や肩、顎に負担がかかってしまいます。

様々な場面で歯ぎしりや食いしばりの原因が潜んでいます。

これらの原因からあてはまる要因がありましたら、お気軽に当院にてご相談ください。

まとめ

いかがでしたか?

歯ぎしり、食いしばりについての知識を深めることはできましたでしょうか。

歯ぎしり、食いしばりは自分自身では気づきにくい症状になりますので、気づいた時には悪化してしまっていたり、症状が進行している可能性もあります。

気づいた時点で、歯科医師に相談し、お早めに治療をしましょう。

心身ともに健康第一を維持するためにも、小さな異変を早期に発見し治療を行い、健康的なお口の状態を保っていきましょう。

当歯科医院にてご相談やお問合せお待ちしております。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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