こんにちは。
伊丹市、阪急伊丹駅すぐの歯医者、はまだ歯科クリニックです。
「マウスピースを付けるだけで、ちゃんと矯正できるの?」
「ワイヤー矯正と何が違うの?」
そんな悩みをお持ちのあなたに、この記事を書いています。
最近では多くの方が、自分の歯を気にしてケアをしている時代です。
「マウスピース矯正」もそんな時代の要請に合わせ、透明で目立たないマウスピースを使った歯列矯正治療であり、生活の質を落とさずに矯正できるとして人気を集めています。
この記事では、マウスピース矯正の効果やメリットをご説明します。
あなたのお悩みの解決のご参考になれば幸いです。
ぜひ最後までご覧ください。
目次
マウスピース矯正の特徴
マウスピース矯正は、歯列矯正の方法の一つで、マウスピース型の矯正装置を用いて歯の位置を調整する治療法です。
マウスピース矯正では、1~2週間ごとに少しずつ形状の異なるマウスピースを交換することで、歯列を美しく整えていきます。
この治療法では、1日におよそ20時間程度マウスピースを装着する必要があります。
マウスピース矯正は比較的新しい歯列矯正法ですが、既に30年以上の歴史があり、安全性に関する十分な情報が蓄積されています。
利用者数も年々増加しており、予備調査によれば、2030年までには世界のマウスピース矯正装置市場が323億米ドルに達すると予測されています。
マウスピース矯正の最大の特徴は、透明で目立たず、取り外し可能なマウスピースを使用する点です。
また、以下のような他の特徴もあります。
・矯正装置はほとんど目立ちません。
・着脱が容易で、自分で取り外すことができます。
・通常の矯正方法と比べて、痛みや違和感が少ないです。
・毎日、約20時間矯正装置を装着する必要があります。
ワイヤー矯正とは?
ワイヤー矯正(表側矯正)
ワイヤー矯正、または表側矯正は、歯の表面にブラケットと呼ばれる装置を取り付け、ワイヤーの力を利用して歯を移動させる歯列矯正の一種です。
歴史が古く、多くの医師が経験と知識を積んでおり、多くの矯正歯科で実施されています。
この方法は大幅な歯の移動に適しています。
マウスピース矯正が向いている人
マウスピース矯正が向いている人は、以下のような人です。
・抜歯を必要としない治療が可能な個人
・歯列の不整が軽度な人
・矯正装置を定期的に着脱し、管理することができる人
・矯正治療中でも装置が目立たないことを望む人
・予算を抑えて矯正治療を受けたい人
マウスピース矯正のメリット
マウスピース矯正のメリットは、主に以下の4つです。
1. 矯正装置はほとんど目立ちません。
2. 食事や口腔ケアの際に自分で簡単に取り外せます。
3. 通常の方法と比べて、痛みや違和感が軽減されています。
4. 相対的に予算を抑えて矯正治療を受けることができます。
以下に詳しく説明します。
1.矯正装置がほとんど目立ちません
薄く透明なマウスピースを使用して矯正することから、見た目にほとんど気付かれないという利点が最も際立っています。
このため、結婚式や就職活動など、外見に気を使う特別なイベントでも、矯正治療を中断せずに参加できます。
ライフイベントを楽しむ際にも、自信を持って笑顔を見せることができます。
2.食事や口腔ケアの際に自分で簡単に取り外せます
食事や口腔ケアの際に、マウスピースを簡単に取り外せるのが大きな利点です。
これにより、矯正中でも通常の食事や口腔ケアをストレスなく行うことができます。
ワイヤー矯正の場合、装置が邪魔で食事や口腔ケアが制約されることがありますが、マウスピース矯正ではそういったストレスが一切ありません。
3.通常の方法と比べて、痛みや違和感が軽減されています
マウスピース矯正は、各個人の歯並びに合わせた薄いマウスピースを使用するため、通常の矯正治療に比べて痛みや口腔内の違和感が少ないという利点があります。
従来のワイヤー矯正では、矯正装置が口腔内を刺激し、時には出血や不快感を引き起こすことがありました。
マウスピース矯正でも歯が動く際に痛みを感じることがあるかもしれませんが、ワイヤー矯正に比べてその痛みや違和感は非常に少ないのが特徴です。
4.相対的に予算を抑えて矯正治療を受けることができます
マウスピース矯正は、従来の矯正治療に比べて低予算で治療できることが多いのがメリットです。
ワイヤー矯正のように装置の定期的な調整が不要であるため、調整料も発生しません。
これにより、治療のコストを抑えることができます。
マウスピース矯正のデメリット
マウスピース矯正は、従来の矯正方法と比較して生活の質をあまり損なわずに矯正できる魅力がありますが、一方でデメリットも考えられます。
マウスピース矯正のデメリットは、主に以下の4つです。
1. マウスピース装着中は飲食が制限されること。
2. 適応症例が比較的限られていること。
3. 装着時間の自己管理が必要。
4. ほぼ1日中マウスピースを付けるようになること。
以下に詳しく説明します。
1.マウスピース装着中は飲食が制限されること
マウスピースを装着している間は飲食ができないため、食事の制約が生じます。
これは一部の人にとって不便かもしれません。(水や炭酸水は摂取可能)
しかし、マウスピースの着脱は簡単なので、習慣化すれば不便さは緩和されるでしょう。
2.適応症例が比較的限られていること
マウスピース矯正は歯の問題に対して有効な治療法ですが、すべての症例に適しているわけではありません。
特に複雑な矯正が必要な場合には他の方法が必要とされることがあります。
3.装着時間の自己管理が必要
マウスピース矯正では定期的に装着する必要があり、自己管理が求められます。
装着時間を守ることが治療の成功に関わるため、コンプライアンスが重要です。
基本的には、食事や口腔ケア以外は装着している生活となります。
4.ほぼ1日中マウスピースを付けるようになること
1日にマウスピースを装着する時間は通常、約20時間が必要です。
装着時間が短いと、歯の移動が計画通りに進まず、治療期間が長引いたり、追加費用が発生する可能性があるため、十分な時間を確保することが重要です。
マウスピース矯正の効果とは。いつから実感できる?
一般的なマウスピース矯正の治療期間は最短で5か月から長くても2年程度と言われています。
軽度の不正咬合や部分的な矯正の場合、治療が数ヶ月で完了することもあります。
個人の歯の状態や歯の動き方によって、実際に効果を感じるまでの期間は異なります。
患者さまご自身でマウスピース矯正をつけていただくことから、1日20時間以上のご利用を守っていただけない場合は効果が期待できません。
患者さまと相談しながら治療を進めてまいります。
まとめ
ここまで、マウスピース矯正の効果やメリットについてご説明してきました。
先に述べた通り、マウスピース矯正には多くのメリットがあります。
生活が制限されないことや、ワイヤー矯正よりも低価格でできることもメリットのひとつだと思います。
「笑顔を見せる際に自信を持てるようになる」
あなたに幸せな毎日が訪れるために、当院でもお手伝いさせていただきます。
マウスピース矯正に対する、疑問や不安などございましたら、丁寧にご説明させていただきます。
不安なく治療を行っていただくことはとても重要です。
気になる方は、お気軽にご連絡ください。