入れ歯治療は高齢の方のみのものではない?

こんにちは。

伊丹市、阪急伊丹駅すぐの歯医者、はまだ歯科クリニックです。

入れ歯=高齢の方のもの というイメージを持たれている方も多いと思います。

「若いのに入れ歯にしている人はいるのだろうか?」と 悩まれている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

若くして歯を失ってしまった方、あるいは数本しか残っておらず、どうしようかと迷っている方、そして相談にいらっしゃる方は、実は多いものです。

歯を失ってしまう原因は何でしょうか?

なぜ歯を失ってしまったのか。

原因①「歯周病」

歯周病の恐ろしいところは、かなり症状が進行するまで自覚症状が出ない点です。

歯に痛みや腫れなどの症状が出ず、知らない間に症状が進行して歯を失う状態に近づいているのです。

歯医者の定期検診に行くことで改善できますので、是非当院にて定期健診をご検討下さい。

実際に、腫れや痛みがでる、歯がグラグラする、噛みにくくなるといった症状が出る頃には、既に歯を支える骨がかなり溶けており、そのまま歯を抜くというケースもございます。

原因②「虫歯」

虫歯も歯周病ほどではないですが、初期の段階では自覚症状が出にくく、進行するまで発見が遅れやすい病気です。

その為、歯医者に行きそびれてしまうと、結果的に歯の大部分を削ったり、歯の神経をとる治療を行う必要があります。

治療をしても歯が完全に元の状態に戻るわけではなく、状態が悪い場合、再治療できなくなり抜歯が必要になるケースも多いです。

原因③「歯が欠ける・割れてしまう」ケース

事故によるもの、硬いものを噛んでしまった、歯ぎしりや食いしばりで強い負荷がかかってしまうなどで歯が破損し、抜歯が必要になります。

歯周病は50代前後から悪化し抜歯に至ってしまうことが多く、30代〜40代では抜歯に至るほど歯周病が進行するケースはそこまで多くはありません。

若い方で歯を失う原因となるのは、虫歯や事故による原因が多いです。

抜けた本数が少ない場合、慣れてしまう場合が多く、ついつい放っておいてしまっている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

しかし、奥歯でしっかりと噛みしめることができないということは、口元や顎等の顔周りだけでなく、全身にも影響が出るといわれています。

歯が健康であることは、想像より非常に大事で、重要なことであります。

抜歯の後の治療は何があるのでしょうか?

歯が抜けてしまった後の治療の選択肢は「ブリッジ」「インプラント」「入れ歯」が主な治療法といえます。

簡単にそれぞれの治療方法をご説明します。

ブリッジ治療

「ブリッジ」治療とは欠損した箇所を両隣の歯を支持として使い、補う治療方法です。

ブリッジは歯が連続して2・3本ない場合には、治療が難しくなってしまいます。

また、少ない土台で歯がない部分を支えると、本来健康な土台の歯にも負荷が強くかかり、土台の歯の寿命も短くなってしまうことになります。

インプラント治療

インプラント治療とは、顎の骨に(親和性の高い)金属であるチタンやチタン合金でできた人工歯根を埋め込む手術を行ないます。

骨の中に埋める部分を人工歯根といい、そこに義歯との連結部分にあたる部品を取り付け、義歯をかぶせます。

インプラント治療は原則的に保険適用外となり、健康保険がきかず自費診療になる為、高額です。

つまり、歯の抜けた本数や場所によっては、経済的な面で「入れ歯」治療を選ばざるを得ない場合もあります。

治療法を簡単に説明して参りましたが、当院にて詳細なご説明も可能ですのでご相談ください。

30代〜40代の方にとって、入れ歯は恥ずかしいものだという認識があるかもしれません。

しかし、入れ歯治療は決して恥ずかしい治療ではありません。

口元から健康を。奥歯でしっかり噛み締められるような入れ歯を以下の説明に目を通して頂き、選んでいただきたいと思います。

入れ歯治療の種類は大きく分けて二つあります

入れ歯治療には健康保険が適用される入れ歯(保険入れ歯)と、保険適用外の自由診療で精密な入れ歯(自費入れ歯)があります。

また、精密な入れ歯の中にも、審美性が高いもの・吸着力が高いもの、金属で強化したものなど、様々な種類があります。

どのような入れ歯を選択するかによって使用感や費用は大きく変わって参ります。

では、保険入れ歯と自費入れ歯の違いは何なのでしょうか。

大きく分けて5つあります。

①使用する材料

保険入れ歯はレジンというプラスチック樹脂でできています。

強度が必要となるため、床部分を厚く作る必要があります。

汚れや臭いが付着しやすいというデメリットもあります。

対して自費入れ歯は、レジンのほか、チタンやコバルトクロムなどの金属素材、ポリアミド、セラミック(陶器)など、美しさや自然さに優れた素材を自由に選択できます。

又、床部分を薄く作ることが可能で、熱伝導にすぐれた素材である為、熱いものを感じやすいなど、食事が快適にできます。

また、選ぶ材料により、歯茎と同じように違和感が少なく、フィット感も良い場合もあります。

自費入れ歯の材料の選択は、患者様のニーズをヒヤリングした上で、一度ご相談できると幸いです。

②治療期間

保険入れ歯は、治療時間と作製工程には限りがあります。

その為、比較的早く入れ歯を作製できます(おおよそ2週間から1か月程度で作製可能です)。

対して、自費入れ歯は治療時間や作製工程に制限がございません。

患者様の歯並びや顎の形にフィットするまで何度でも調整を行い、時間と手間をかけて入れ歯を作製できます。

③寿命

保険入れ歯は毎日使用することにより、入れ歯の形が変形してしまうことがあります。

噛みあうことでどうしても磨り減っていってしまう為に、食事などで不都合が出てしまう可能性があります。

対して、自費入れ歯は、セラミック等の固くて強い素材を使用することが可能ですので、耐久性に優れております。

又、保険入れ歯に比べて長持ちしやすい傾向です。

ただし自費入れ歯でも、歯茎と同様の色をした、シリコンは、審美性は優れますが、耐久性は金属に比べて劣ります。

それぞれの材料のメリットを活かすことができるといえます。

④固定器具

保険入れ歯は金属の針金を使用します。維持する歯に負担が大きく、痛みなどが出てしまい、食事がつらい等の問題が出てしまう場合もございます。

自費入れ歯は、固定器具の種類もたくさんございます。

中には、固定器具が歯茎と同じように見え、わからないようにしている形状もある為、気になりにくいメリットもあります。

⑤費用

保険入れ歯の作製費用は、総入れ歯で数千円から数万円の範囲内でできることが多いです。

対して、自費入れ歯は高額です。

理由としましては、治療の工程は保険入れ歯の倍以上となり、歯型をとる材料や使用する機器にまで、全ての物が自費用の特別な機器を使用することになります。

以上、簡単に保険入れ歯と自費入れ歯の比較をして参りました。

保険の入れ歯と自費の入れ歯、それぞれメリットデメリットがある為、ぜひ当院にてご相談ください。

入れ歯治療のおおまかな流れとは?

 

最後に、入れ歯治療の流れを簡単にご説明します。

①歯ぐきの型をとり、模型を作製します。

②プラスチックと赤いロウでできた入れ歯の原型(咬合床)を製作します。

③咬み合わせを決定します。
咬合床を取り付け、口全体の状態を調べながらロウを加工し、咬む位置を調整します。

④入れ歯を設計します。

⑤入れ歯を製作します。
人工歯を並べて、歯並び、色合いをみながら入れ歯を製作します。

⑥製作途中の入れ歯の適合を確認します。

⑦出来上がった入れ歯を装着します。

⑧最終調整を数回行い、治療は終了です。

さいごに

 

入れ歯治療に不安を持たれている方へ。

入れ歯治療は、一気にお悩みを解決できるという点で、外科的処置もなく安全な方法です。

入れ歯治療にマイナスのイメージをもたれている、若い方々にも前向きな気持ちになれる治療方法です。

不安な気持ちを、一度当院までご相談ください。

その後の経過につきましてもご説明させていただきます。

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