口臭が気になるときの治療方法、その種類はどれくらいあるの?

こんにちは。伊丹市、阪急伊丹駅すぐの歯医者、はまだ歯科クリニックです。

朝、目を覚ました時に、『口の中がちょっと臭う、、、』なんてことを思ったことがない人はいないと思います。

ぐっすり眠って起きた時にお口の中の臭いも気持ち悪いと目覚めも嫌なものです。

日中、自分の口臭が気になって仕事に集中できない人もいるのではないでしょうか?

今回は、誰もが嫌がる口臭の治療方法と、治療方法の種類はどれくらいあるのかをご紹介します。

口臭って何が原因?


口臭とはなぜ発生するのでしょうか?

とくに朝起きた時に臭いを強く感じるかというと、ぐっすり眠っている時間こそ、口内の細菌の活動が活発化するからです。

その発生する原因もさまざまあり、虫歯・寝ているときの口呼吸・歯周病・過去の虫歯の治療などで使用した詰め物や被せ物であったり、、、

口内だけが口臭が発生する原因ではなく、喉や鼻などの内科的な疾患が原因の場合もあります。

そのなかでも歯周病は、口臭の発生原因として全体の8割を占めています。

ですが、その口臭の原因も人それぞれなので原因追及が難しい場合が多く、口内の色々な状態が重なって発生していることもあるので、治療が難しいです。

しかし、大多数の方の口臭は、歯周病に対して治療を行うことで改善されます。

口臭の種類も大きく分けると4タイプほどあり、『生理的原因の口臭』『食事や嗜好品が原因の口臭』『心理的原因の口臭』『病的原因の口臭』に分かれます。

4タイプの中でも圧倒的なものが、歯周病も該当する『病的原因の口臭』というわけです。

そのほかの『生理的原因の口臭』『食事や嗜好品が原因の口臭』『心理的原因の口臭』の3タイプは、ほとんどの場合、自分自身の思い込みが原因で発生していますので、治療の必要はありません。

では、『病的原因の口臭』を治療したいと思った時、どんな治療方法があるのでしょうか?

口臭が気になったときの治療方法


口臭の治療方法として、まず始めに取り組むべきことは『歯周病の改善』があげられます。

なぜなら、先ほどお伝えしたように、口臭の原因の8割は『歯周病』が原因だからです。

8割を占めている歯周病をつぶすことで、8割の口臭が改善されることが多いということですね。

口臭の原因を取り除くことで、口臭の悩みの大半は改善され、ある程度の期間が空くことにより、ほとんどの場合で気にならない程度になっていきます。

口臭の治療方法の種類はどれくらいある?

具体的に、口臭の治療方法として効果的なものをいくつかご紹介します。

歯周病が原因で発生している口臭の治療方法

歯周病の原因として、歯と歯の間や歯ぐきの中にできてしまった歯石や汚れが増えてくると、炎症を起こしてしまい、歯ぐきが腫れたり、出血したり、膿が出るなどの症状が発生します。

その出血や膿が出た時に、口臭の原因となるたんぱく質を多く含んでいるものが口内に溜まってしまうため、口臭が発生する、ということです。

この場合の治療方法としては、『歯ぐきの中にできた歯石や汚れを全て取り除く』ことです。

そのときに、次亜塩素酸電解除菌水を使うことでさらなる効果が期待できます。

体質を改善させて行う治療方法

あまり関係がなさそうに感じますが、体の健康状態、免疫力によっても口臭が発生しやすい環境を作ってしまいます。

歯槽膿漏や歯周病を防止するために、体内に存在している有益善玉菌を増やす『プロバイオティクス』という予防方法もあります。

この方法は歯周病だけではなく、糖尿病、生活習慣病、はたまた体調を良くする効果もあり、自身の免疫力を高めることができるので、昨今、注目されつつある治療方法です。

口内の乾燥が原因で発生している口臭の治療方法

口内が乾燥することで口臭が悪化することを『ドライマウス』といいます。

ドライマウスが発生してしまう主な原因は、口内の水分である唾液が少なくなってしまうことです。

口内の水分が不足してしまうと、唾液の分泌活動がスムーズに機能しなくなってしまい、歯周病の菌や口臭ガスが発生する原因にもなります。

ですので、お口の中が乾燥してしまうことで発生する口臭に対しては、『唾液の分泌量を多くする』ことが治療方法になります。

唾液には口内をきれいに保ち、歯周病菌などをやっつける働きを持っているため、無くなってしまっては口内が歯周病菌の巣になってしまうんですね。

対策方法としては、水分をこまめに摂取し、お口の中が乾燥しないようにすることが手軽に取り組める有効な方法です。

虫歯治療の詰め物・被せ物が原因で発生している口臭の治療方法

歯周病の治療と少し被る部分がありますが、過去に虫歯治療を行った箇所に歯垢や汚れなどが溜まってしまうことでも口臭が発生しやすくなります。

なおかつ、その部分があまり歯ブラシなどが届かない部分になってしまうと、たんぱく質が多くなってしまい、口臭の原因となってしまいます。

その治療方法としては、『虫歯治療を行った詰め物や被せ物を新しく詰め直したり、もう一度、現状に合わせた歯の治療を行うこと』が必要になってきます。

舌が汚く汚れていることが原因で発生している口臭の治療方法

自分の体調が良くないとき、舌を見たことがありますか?

そのときに、舌の表面に白いものが付着しているのを見たことがある方もいるかもしれませんね。

それは『舌苔』と呼ばれていて、歯で例えると歯垢と同じです。

体調が悪い時に限らず、朝起きた時などにお口の中が強い臭いを放っているときは舌苔が発生していることが多いです。

治療方法としては、『舌の表面を清潔に保つこと、歯磨きの際に舌の表面もしっかり汚れを落とす』ことです。

この場合にも、次亜塩素電解除菌水を使用することで、もっと効果的に舌の表面もきれいにすることができるので、あわせて使ってみてください。

鼻や喉などの消化器官が原因で発生している口臭の治療方法

口臭の原因は、すべてお口の中だけが原因というわけではありません。

鼻や喉などの呼吸器官もお口と繋がっているため、鼻や喉に異常があった場合にも口臭が発生してしまいます。

鼻であれば蓄膿症、喉であれば咽頭炎、喉頭炎などの炎症が発生していると、たんぱく質を含んだ血液などがお口に侵入してしまい、口臭が発生してしまうというわけです。

鼻や喉が原因で発生している口臭に対しての治療方法は、いうまでもありませんが『専門の医院で治療を受ける』ことが何より早いです。

鼻や喉に限らず、先述した通り、体の免疫力を高めること・体質改善をすることが、結果的に口臭の原因となる歯周病を予防できます。

定期的に通院しながら、鼻や喉の状態を良い状態で保つために体質改善を続けていくことが大切な予防方法になります。

口臭が気になるときの治療方法と種類のまとめ


以上、口臭が気になるときの治療方法と、治療方法の種類についてご紹介しました。

今回たくさんの口臭に対しての治療方法をご紹介しましたが、まず一番に考えるべきことは、『歯周病予防』です。

なぜなら、歯周病などの病的原因の口臭が全体の8割を占めているので、まずは歯周病にならないように、日頃の歯磨きなどの口腔ケアを確実に行う習慣作りなどが必要になってきます。

日々の口腔ケアを行っていくことで、自然と歯周病になりにくい口内の環境作りもできますし、大事な歯を一生守っていくことにもつながりますので、徹底して続けていくようにしましょうね。

ご自分の歯を守れるのはあなただけですので、定期的な通院や食後の歯磨きを続け、嫌な口臭を発生させることがないように日々努力していきましょう。

気になることは、当院までご相談ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。

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